Study on Visualization of Townscape Rules Using VRML for Public Involvement
関連研究
・ 板橋らは、VRMLを応用した空間情報システムとして建物のパラメータを設定することで、都市空間シミュレーションを提案している。(「VRMLを応用した不特定ユーザ間空間情報システムの構築」pp223-227,2002)
・ 山下らが個別敷地に対して、形態規制に基づいて建築シミュレーションを行っている。
(「WEBGISとJAVA3Dを用いた建築可能空間作成システムの構築」pp133-138,2004)
・杉原によりGISを利用して都市モデルを自動生成するシステムを構築したものが見られる。(「GISベースの3次元都市モデルの自動再生システムとその活用」pp1117-1122,2003)
しかし、これらの研究は地区レベルのまちづくりの検討過程に対応して複数の検討項目をシミュレーションツールの開発としてはあまりなされていない。
本研究では
テーマ
・ 地区レベルのまちづくりの検討過程に対応して複数の検討項目をシミュレーションツールの開発
・ 住民参加支援システム
・ まちづくりルールの評価・検討
内容
・検討内容に対応した3Dデータの作成とルール検討機能の開発について検討し、住民参加支援システムを用いたまちづくりルール検討の可能性について述べられている。
・ まちづくりルールの検討課題の内容を、地区計画を参考として「敷地の共同化」「建築物のボリューム」「建築物の意匠」「その他」の4つに分けられる。
流れ
・ 各検討項目に対応してルールを組み合わせた代替案を作成→代替案を3Dデータに表示切り替えにより比較検討できるシステムの開発→システムを用いたルール検討機能可能性
知識
・ Blaxxun3DはJava Appletを利用してVRMLを表示するものである。
・ 3データの作成は3DSMAXを利用して作成しVRML方式で保存して利用する。
・ SwitchノードはVRMLのノード内に記述された複数オブジェクトのうちの一つを表示する機能を持っている。ルール検討機能の開発はBlaxxun3DとJava scriptを用いる。
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