2009年12月3日木曜日

12.3 大和

タイトル:向日性による自然な枝振りのシミュレーション
金丸 直義
東北大学
高橋 清明
岩手大学
千葉 則茂
岩手大学
斎藤 伸自
東北大学

http://ci.nii.ac.jp/naid/110002880434


内容:景観シミュレーションを行っていく際、樹木の分枝パターンを考慮することによって樹木の3次元化が可能であるとされる。分枝規則は、各論文によって、多少違ってくるものの、現在の先端枝の延長線から一定の角度だけ回転させた方向に新しい枝を付加し、これを再帰的に繰り返すものであるとされる。この考え方では子枝の方向は親枝の方向に強く影響されしまうため自然な枝振りと樹幹を形成するためには、成長点の空間的位置をいかに決定すべきかが重要である。

感想:自分が現在研究している内容に近いものですが、樹木をとても細かく作成していく手法であり、時間はかかるが樹木を細部まで作成することが可能であるということが分かりました。シミュレーションを行うときに、日向性をもたせることによって枝先端の進行方向が修正されて、自然な枝振りを樹幹が形成する方法はすごいなと思いました。

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