2007年7月26日木曜日

7月27日学習ゼミ@オントロジー

第28回情報システム・利用技術シンポジウム2005

都市研究文献からのオントロジー抽出に関する研究 瀧澤ら

オントロジー:
対象とする世界の情報処理的モデルを構築する人が、その世界をどのように眺めたかを明示的にしたものであり、その結果得られた基本概念や概念間の関係を土台にしてモデルを記述することが出来るもの

注目される理由
①基本的な前提が暗黙で知識の再利用や共有を阻害している
②基盤となる共通の知識ベースがない
③既存の知識ベースの拡張が困難といった、従来の知識ベースの有する問題点をオントロジー工学が解決

さらにSemantic Webと呼ばれる意味を明示的に扱うことを目指した次世代のインターネット技術において、オントロジーが中核的な技術として位置づけられている。

■セマンティックWebとは
http://www.keyman.or.jp/search/keyword/30000872_1.html?vos=nkeyovtw30006741005
上位オントロジーを基にして、都市オントロジーの構築を行う。具体的には。。住宅市場の需要面、居住地移動と都市居住構造など
抽出プロセス⇒文献から重要と思われる語句を抜き出し、この段階で約550の語句を抽出



日本製のオントロジーエディタを落ちいて実際にオントロジーを構築する。トップダウン的に階層を作成し、抽出された語句のうち単純な概念から順に階層を構成していった。

まとめ都市社会地理学の文献を対象として、特に住宅需要講堂に関する文章から、重要な概念を抽出し、そのオントロジーを構築することを試みた。

より洗練されたオントロジーに改良していく予定。

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